吸水ショーツの臭いが取れない!と感じたら試してみて
吸水ショーツを使用した後の臭いが気になり、他人に気づかれるのではないかと不安なことがありますよね。
この記事では、吸水ショーツの臭いが取れないときの対策を紹介しています。
- 重曹やセスキ炭酸でつけ置き
- しっかり乾かす
このように、アルカリ剤でタンパク質汚れを落とすのがポイントです。
私が実際に使用しているおすすめ重曹や、臭い予防がしやすい吸水ショーツブランドも紹介しています。吸水ショーツの臭いが取れずに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
吸水ショーツの臭いが取れない原因は?
まずは、吸水ショーツが臭う原因から理解したいですね。臭う原因は、「血液の酸化」と「雑菌の繁殖」が考えられます。
血液が酸化すると臭う
吸水ショーツの臭いが取れないときは、酸化した血液がショーツに残っている可能性があります。
経血が体外に出ると酸素に触れます。血液中の鉄分と酸素が反応すると「酸化」し、独特の金属臭となるためです。
この「酸化臭」とは、多くの人が「血のニオイ」だと感じる臭いのことですよ。酸化臭は不快なほどの臭いはしないので、他人に気づかれる心配は少なくなっています。
血液が酸化すると臭う
吸水ショーツの臭いが取れない理由で注意が必要なのは、「細菌が繁殖した臭い」です。
体温で温められた経血は、細菌が繁殖しやすい環境です。経血のタンパク質や鉄などを餌に悪玉菌が繁殖して、硫黄化合物やアンモニアなどの臭い物質が生成されます。
この「細菌が繁殖した臭い」は、まさに「臭い!」と言いたくなるニオイですよ。
気温が上がる季節や、衣類で覆い通気性が悪いと、吸水ショーツが臭いだし、周りにも臭いが漂っている可能性があるので注意が必要ですね。
最初はニオイがなかった吸水ショーツでも、経血のタンパク質汚れが生地の間に溜まっていくと、細菌が繁殖しやすい環境になるため、「臭いが取れない!」という状況になってしまうわけです。
特に、化学繊維を使っていると、生地の隙間にタンパク質汚れが蓄積しやすいので注意したいですね。吸水ショーツの多くは化学繊維を使っているので、使ううちに臭いが取れなくなってくるのは、当然のことなのです。
吸水ショーツの臭いが取れないときの洗い方のコツ
吸水ショーツの臭いが取れない原因は、「タンパク質汚れが落ちていない」ことだと説明しましたね。ということは、洗濯でタンパク質汚れをしっかり除去できれば、吸水ショーツは臭わなくなります。
重曹やセスキ炭酸ソーダを混ぜたぬるま湯で一晩つけ置きする
吸水ショーツの臭いが取れなくなってきたら、生地の間にタンパク質汚れが溜まってきている状態です。
通常の洗濯で落としきれなかった汚れが溜まっているので、アルカリ剤でタンパク質を溶かして分解してしまいましょう。
- 重曹
- セスキ炭酸ソーダ
これらはアルカリ性で、タンパク質を分解して汚れを落としやすくしてくれます。
洗面器や小さなバケツに重曹やセスキ炭酸ソーダを、大さじ1杯程度入れます。ぬるま湯で溶かしてから、吸水ショーツを半日〜1日つけ置きましょう。
タンパク質汚れは、アルカリ性が強いものでつけ置きするほど、分解しやすくなりますよ。
キッチンハイターでふきんをつけ置きしたとき、ふきんを洗うとき手がヌルヌルしたことはありませんか?あれは、手の表面のタンパク質が溶けているからなのです。
吸水ショーツの臭いが取れないときは、アルカリ性が強い「アルカリウォッシュ」を使う方法もおすすめです。
私はニチガの大容量重曹を購入しておいて、食器の茶渋汚れ落としから、吸水ショーツのつけ置きまで使っています。ニチガの重曹は食品レベルなのに安価なので、大量にストックしておくと何かと重宝しますよ。
手洗い後に洗濯機で洗う
重曹やセスキ炭酸ソーダで吸水ショーツをつけ置きしたら、手洗いをしてから普通に洗濯でき洗います。
アルカリ剤でタンパク質汚れを浮かせているので、ゴシゴシ擦って洗う必要はありません。
すぐに乾燥させること
吸水ショーツを洗濯機で洗ったら、すぐに干す必要があります。生乾きの状態でも雑菌が繁殖しやすくなるので、洗ったらすぐに乾燥させることが大切です。
臭いが取れない悩みを解消しやすいおすすめ吸水ショーツ
吸水ショーツの臭いが取れないときは重曹やセスキ炭酸ソーダのつけ置きで解消しやすいのですが、吸水ショーツを履いているときの臭いは多少あります。
これは、紙の生理ナプキンを使用するときも同様ですよね。
吸水ショーツを履いていると体温で温められて、汗もかくので、どうしても雑菌が繁殖しやすいからです。
さらに経血の鉄分が酸化した「酸化臭」もあるため、履いているときの臭いを予防したいときは、防臭機能つきの吸水ショーツの着用がおすすめです。
防臭機能付きの吸収ショーツは、以下のような商品があります。
LAQREE(ラクリー)超吸水消臭サニタリーショーツ
160mlの吸収量がある、日本製のサニタリーショーツです。ナプキン16枚分と大容量で、さらに消臭機能付きなので、ニオイ対策ができますよ。
Hogaraオーガニックコットン吸収型ショーツ
ショーツ本体がオーガニックコットンを使用しているので、肌触りを重視する人におすすめです。吸水シート部分は抗菌加工のため、臭い予防もしてくれます。
ベアシグネチャーショーツ
私も使用している吸水ショーツです。ボクサーパンツ型でお尻をすっぽりと覆う安心感があり、抗菌・防臭機能を備えているので、雑菌繁殖によるニオイ予防もできます。
吸水ショーツの臭いが取れないに関するよくある質問
これから吸水ショーツを使う人が知っておきたい、よくある質問を紹介します。
質問: ユニクロの吸水ショーツが臭いのはどうしてですか?
回答: ユニクロの吸水ショーツが臭う主な理由は、経血や体液がショーツの生地に残り、これが微生物の繁殖地となって臭いが発生するからです。適切な洗濯方法と定期的な交換が必要です。
質問: 吸水ショーツの使用をやめる人が多いのはなぜですか?
回答: 使用をやめる主な理由は、管理が難しいことや、洗濯後も残る臭い、不快感が原因です。使い方や洗い方を改善することで、これらの問題はある程度解消されます。
質問: 吸水ショーツでの臭い対策にオキシクリーンは効果的ですか?
回答: オキシクリーンは酸素系漂白剤であり、経血や体液によるタンパク質汚れや臭いに効果的です。ただし、ショーツの材質を確認し、製品の指示に従って使用してください。
質問: 吸水ショーツが不衛生と言われることがありますが、どう対処すればよいですか?
回答: 不衛生と感じる主な理由は、適切な洗濯がされていないことによるものです。使用後はできるだけ早く水洗いをし、定期的に熱水や適切な洗剤を用いて洗濯することが重要です。
質問: 吸水ショーツの洗濯でセスキ炭酸ソーダを使用するメリットは何ですか?
回答: セスキ炭酸ソーダは自然派洗剤で、脂肪酸を分解する能力があります。これにより、吸水ショーツの生地に染みついた体液や経血由来の臭いを効果的に除去できるため、臭い対策として有効です。また、洗濯機を傷めにくいという利点もあります。
吸水ショーツの臭いが取れないときはつけ置きがおすすめ
私は消臭機能付きのベアシグネチャーショーツを使っているので、臭いが取れなくなったと感じたことはまだありません。
しかし、タンパク質汚れが残っていると臭いやすいので、重曹やセスキ炭酸ソーダでのつけ置きを試してみてくださいね。また、それでも臭いが取れないときは、煮洗いする方法もおすすめですよ。
吸水ショーツの臭いを予防したいときは、本当は毎回アルカリ剤でのつけ置きがいいです。毎回つけ置きが面倒なときは、臭いが気になったときだけでも利用してみてくださいね。