吸水ショーツと布ナプキンの違い!あなたに合うのはどっち?
私が、吸水ショーツ・布ナプキンを使った感想は
- 生理を忘れさせてくれるのは吸水ショーツ
- 生理中でも安心感があるのは布ナプキン
だと感じています。
私は、布ナプキンはかれこれ10年以上の付き合いですが、最近は吸水ショーツにも挑戦するようになりました。
この記事では、私が吸水ショーツ・布ナプキンを使ったうえでの、それぞれの違いと、向いている人の特徴を紹介します。
「吸水ショーツと布ナプキンはどっちがいい?」
このように悩んでいる人は、私の使用感を参考に選んでみてくださいね。
吸水ショーツと布ナプキンの違いとは?
吸水ショーツと布ナプキンは、素材・吸収量・使用感・メンテナンス・ニオイ予防の違いがあります。
カテゴリー | 吸水ショーツ | 布ナプキン |
---|---|---|
素材 | 主に化学繊維(速乾性があり、湿気を防ぐ) | 主にコットン(肌に優しく柔らかい) |
吸収能力 | 長時間使用可能(1日OK) | 頻繁に交換が必要(半日程度) |
使用感 | 通常のショーツと同様で、生理中でも忘れられる快適さ | 厚みがあり少しもこもこするが、安心感がある |
メンテナンス | 浸け置き後、洗濯機で洗う | 浸け置き後、洗濯機で洗う |
ニオイ予防 | 防臭機能が付いているものが多い | 防臭機能に特化していないが、コットンは蒸れにくく臭いにくい |
吸水ショーツと布ナプキンの違い1:素材
- 吸水ショーツ:化学繊維が多い(サラサラ)
- 布ナプキン:コットン素材が多い(ふんわり優しい)
吸水ショーツは、防水性を高めながら経血を吸収して表に戻りにくくする理由から、化学繊維を使っている商品が多くなっています。
化学繊維は、ポリエステルなど速乾性のある素材のことです。ポリエステルなどの素材を使うことで、生理中の蒸れを予防しやすい特徴があります。
一方で、布ナプキンの多くはコットン素材です。中には、肌への優しさにこだわった、オーガニックコットン使用の布ナプキンもありますよ。
布ナプキンも、漏れ防止のため防水布を使用しているものは、一部化学繊維です。しかし、肌に触れる部分がコットンなので、肌への優しさにこだわるなら布ナプキンを選びたいですね。
吸水ショーツと布ナプキンの違い2:吸収能力
- 吸水ショーツ:長時間使える(1日OK)
- 布ナプキン:短時間で取り替える(半日くらい)
吸水ショーツは一体型であり、長時間の使用に耐える設計であるのに対し、布ナプキンは定期的な交換が必要です。
吸水ショーツは下着なので、頻繁に取り替えなくても良い設計となっています。一方で、布ナプキンは、紙ナプキンと似たような形状である理由から、こまめに取り替える設計となっている商品が多いようです。
しかし、布ナプキンでもナイト用を選ぶことで、長時間使えるタイプもありますよ。私個人は、経血の量が多い日はナイト用で長時間過ごし、量が少なくなったら普通用で長時間過ごすことが多いですね。
吸水ショーツと布ナプキンの違い3:使用感
- 吸水ショーツ:生理を忘れる快適さあり
- 布ナプキン:コットンで大切な部分を冷やさない
吸水ショーツは、普通のショーツと見た目は変わりません。履いているときも、普通のショーツと履き心地が変わらないので、生理であることを忘れるくらい快適ですよ。
また、吸水ショーツはお尻の部分がモコモコしません。生理中はスキニーパンツを避ける人も多いと思いますが、吸水ショーツならアウターに響かないため、体に沿うファッションも楽しみやすいです。
一方で、布ナプキンは厚みがあるので、お尻がモコモコします。しかし、吸水ショーツよりも生地に厚みがある商品が多いため、「漏れない」感じがして安心感はありますね。
また、布ナプキンはコットン使用である理由から、大切な部分を冷やさない設計なのも嬉しいポイントです。化学繊維は静電気により体を冷やす心配がありますが、コットンはその心配がなく、実際に布ナプキンを履いていると温かいと感じられます。
吸水ショーツと布ナプキンの違い4:メンテナンス
- 吸水ショーツ:お風呂でもみ洗い後に洗濯
- 布ナプキン:お風呂でもみ洗い後に洗濯
メンテナンスのしやすさは、吸水ショーツと布ナプキンどちらも同じです。
お風呂に入るときに、汚れた吸水ショーツや布ナプキンを持ち込みます。湯船につかっている時間を利用してお湯で浸しておき、流水で経血が出なくなるまで洗ったら完了です。
最後は、普通に洗濯機で洗うだけでOKですよ。
ただし、吸水する部分が白い布ナプキンが多いので、汚れが気になる場合は、アルカリ剤を使ったつけ置きが必要です。
布ナプキンだと1日つけ置きする手間を考えると、上記画像のように吸水する部分が黒やグレーの色が多い吸水ショーツは楽ですね。
吸水ショーツと布ナプキンの違い5:ニオイ予防
- 吸水ショーツ:防臭機能付きあり
- 布ナプキン:防臭機能はあまりない
吸水ショーツは化学繊維を使っている理由から、防臭機能付きの商品が多くなっています。化学繊維は、タンパク質汚れが付着すると落ちにくいので、何度も履くと臭くなってしまうからです。
一方で、コットンの布ナプキンなら、防臭機能がなくても蒸れないのでニオイません。
これは、普段履くショーツも同じことですよね。化学繊維のショーツを履くと蒸れて臭いやすいと感じたことはありませんか?
そのため、吸水ショーツを選ぶときは、防臭機能付きであることが必須です。防臭機能付きなら、臭いは感じにくくなりますよ。
吸水ショーツのメリット・デメリット
続いて、私が吸水ショーツを使ううえで感じた、メリット・デメリットを紹介します。
吸水ショーツのデメリット
- 1枚の価格が高額な商品が多い
- 吸収量が少ないショーツが売られている
吸水ショーツは、1枚1,000円〜8,000円までと価格が幅広くなっています。1枚数千円の価格がすることが多いため、初期費用が高くなるのがデメリットですね。
また、吸水ショーツによっては、吸水量10mlなど少量タイプも売られています。しまむらの吸水ショーツは40mlで、ベアシグネチャーショーツは最大150ml対応なので、漏れが気になるときは吸収量が多い商品を選ぶ必要があります。
ベアシグネチャーショーツは夜や量が多い日でも安心ですが、その代わり1枚7,000円〜と単価が高くなるので、予算が限られているとせいぜい1〜2枚しか買えません。
吸水ショーツのメリット
- 普通のショーツ感覚で履ける
- お尻がモコモコしない
私が吸水ショーツを履いてみたところ、普通のショーツとほとんど履き心地が変わらないことにビックリました。
まるで、生理だということを忘れるくらい快適なのです。
「あ!生理だったんだ」と私が思い出す瞬間は、お尻がモコモコするときですね。歩くときにナプキンの厚みが気になるときです。
しかし、吸水ショーツはショーツ一体型のため、吸収部分の厚みをほとんど感じません。だから、経血の量が普通の日だったら、生理だということを忘れちゃいますよ。
布ナプキンのメリット・デメリット
続いて、私が布ナプキンを使って感じが、メリット・デメリットを紹介しますね。
布ナプキンのデメリット
- 白いものが多いので汚れやすい
- 外出先に持ち歩くのが面倒
布ナプキンは、吸水する部分が白い商品が多くなっています。白いのは、「どのくらい経血が出ているか?」を確認しやすくするためです。
布ナプキンを使っていると、「今日は経血の量が多いな」「そろそろ生理も終わりだな」ということがわかってきます。
しかし、白いということは、経血の汚れも目立ちやすいのです。何度も使うと汚れが落ちにくくなってくるので、アルカリ剤でつけ置きが必要になる点がデメリットですね。
また、布ナプキンをこまめに取り替えたい人は、持ち歩くのが面倒です。私は外出するとき、ナイト用で長時間持たせるため持ち歩きませんが、取り替えたい人は荷物が増えてしまいます。
布ナプキンのメリット
- 綿素材が多いので肌触りが良い
- 冷え対策ができる
布ナプキンの良い点は、何といっても肌に優しいことですね。私は肌がかなり弱いほうで、ショーツのゴムで鼠径部がかゆくなるくらいなので、コットンの布ナプキンは優しくて好きです。
また、コットンの布ナプキンは、付けていると温かいのです。これは化学繊維にはない特徴なので、お腹が冷えやすい人は布ナプキンがいいですね。
吸水ショーツと布ナプキンが向いている人の特徴
吸水ショーツと布ナプキンは結局どっちがいいの?と迷ったら、次の向いている人の特徴を比較してみてください。
吸水ショーツが向いている人
- パンツラインに響かせたくない人
- ナプキンを取り替えるのが面倒な人
紙ナプキンのように、厚みがありお尻がモコモコするのを避けたい人は、アウターに響きにくい吸水ショーツがおすすめですよ。
また、ベアシグネチャーショーツのように吸収量が多いタイプを選ぶと、1枚で1日持たすことができます。何回もトイレで取り替えるのを避けたい人は、吸水ショーツが向いています。
布ナプキンが向いている人
- 肌が弱くて化学繊維に弱い人
- 経血の量に合わせて使い分けたい人
- 厚みがある安心感を得たい人
布ナプキンは、コットンの優しさを感じたい人におすすめです。吸収する部分が白い商品が多いので、経血の量を確認しやすく、その日の量に合わせて厚みも調節できます。
また、吸水ショーツだと吸水する部分が薄い作りのため、人によっては「漏れない?」と心配になるかもしれません。その点、生地に厚みのある布ナプキンなら、アウターに染み出る心配は少ないですよ。
吸水ショーツと布ナプキンに関するよくある質問
吸水ショーツと布ナプキンを比較するうえで、よくある質問を紹介します。
質問1: 吸水ショーツを選ぶ際、どのようなポイントを考慮すべきですか?
回答: 吸水ショーツを選ぶ際には、吸収力、素材の快適性、フィット感、デザイン、そして洗濯のしやすさを考慮することが重要です。
特に、長時間の使用に耐える吸収力と肌に優しい素材が選定の決め手になります。また、日常的に使用することを考えて、見た目もおしゃれであるかどうか、他の衣服に響かないデザインかも重要です。
質問2: 布ナプキンの選び方で重要なポイントは何ですか?
回答: 布ナプキンを選ぶ際は、吸収性、素材、サイズ、そして洗濯の容易さを優先して考えるべきです。天然素材で作られた製品を選ぶことで肌への刺激を避け、快適性を保ちます。
サイズ選びは個人の生理の量に合わせて、適切なカバー力のあるものを選ぶことが大切です。また、繰り返し使用するため、簡単に洗えて乾きやすいものを選ぶとメンテナンスも楽になります。
質問3: 吸水ショーツと布ナプキンを併用する場合、どのようなメリットがありますか?
回答: 吸水ショーツと布ナプキンを併用する最大のメリットは、二重の保護を得られることです。これにより、特に重い日においても漏れの心配を大幅に減らすことができます。また、布ナプキンの交換頻度を減らすことができ、より経済的で環境に優しい選択となります。
吸水ショーツと布ナプキンを併用する使い方もおすすめ
私個人では、吸水ショーツと布ナプキンのW使いがおすすめだと思います。
- アウターに響かないようにしたい:吸水ショーツ
- 肌が敏感になっているとき:布ナプキン
また、吸水ショーツで漏れが気になるときは、薄い布ナプキンを重ねる方法もあります。
どちらも経済的なメリットは得られるので、気になるほうを選んでみてくださいね。