吸水ショーツの寿命はどれくらい?コストと耐久性を解説
「吸水ショーツは値段が高いから、買うか迷う」
このような悩みがある人向けに、吸水ショーツの寿命と、寿命から見たコスパを具体的な数字を使って紹介したいと思います。
結論から言うと、生理用品を使うより
- 吸水ショーツを2年使うと4,520円お得
- 吸水ショーツを3年使うと10,520円お得
ということがわかりました。
1枚7,480円と少し高価なベアシグネチャーショーツによるものです。
「吸水ショーツは、生理用品を買うより本当にコスパがいいの?」
このような疑問がある人は、ぜひ続きを読み進めてみてくださいね。
吸水ショーツの寿命は2〜3年くらい
吸水ショーツメーカーによるデータによると、「寿命は2〜3年」くらいが多いようです。
普通のショーツの寿命を見てみよう
吸水ショーツだからといって、特別寿命が短くなることはないようです。そのため、普通のショーツと同じくらいの寿命だと思っておくと良いですね。
フェリシモが実施した「インナー事情あれこれ」のアンケート結果によると、ショーツの寿命は「半年」が最も多いことがわかりました。次いで「1年」という回答も多いようです。
普通のショーツの寿命は、意外にも短いようですね。
吸水ショーツメーカーによる「寿命は2〜3年」という情報は、吸水ショーツは毎日使うものではないため、少し寿命が長くなっているようです。
月に5日間生理がある場合、5枚の吸水ショーツを月に1回履くことが想定されます。普通のショーツは「3日に1回着用した」場合なので、吸水ショーツの寿命が2〜3年くらいなのは、妥当だと言えるでしょう。
吸水ショーツの寿命を延ばすコツ
吸水ショーツの寿命を延ばしたいときは、洗い方が重要ですよ。
- 優しく手洗いで洗う
- 洗濯ネットに入れて洗う
吸水ショーツで一番傷みやすいのは、吸水する部分です。経血が付いていると擦り洗いしたくなりますが、摩擦は生地が傷みやすいので注意したいですね。
私は、お風呂に入るとき、吸水ショーツを持ち込んで洗っていますよ。湯船につかる時間を利用して、洗面器にぬるま湯を入れて吸水ショーツを浸しておきます。
湯船に入る10分くらいの時間でも、経血がゆるんでくるので、擦り洗いする必要がありません。何度か流水ですすいで経血の色が薄くなってきたら、吸水ショーツを洗濯ネットに入れて洗うだけです。
洗濯ネットに入れると、吸水ショーツの生地が洗濯でねじれないので、耐久性が高まります。
吸水ショーツの寿命から見るコストパフォーマンスとは?
吸水ショーツはどのくらいコスパが良いのか、データで比較してみました。
吸水ショーツの初期コストについて
私が使用している吸水ショーツの初期コストは、以下のとおりです。
- ベアシグネチャーショーツ04:7,480円(税込)
- しまむら吸水ショーツ:979円(税込)
(左がベアシグネチャーショーツ・右がしまむら吸水ショーツ)
ベアシグネチャーショーツ04は、尿漏れと生理に対応する商品なので、少しお値段が高めです。吸水量が125mlと大容量に対応しています。
一方で、しまむらの吸水ショーツはコスパがいいですね。しかし、吸水量が40mlと少なくなり、ショーツ生地が薄いので、耐久性は低くなります。
吸水ショーツ初心者は、安価なしまむらの吸水ショーツから始めるといいですね。最初から、耐久性や吸水量を求める人には、ベアシグネチャーショーツがおすすめですよ。
2年使用した場合の総コスト
ここでは、ベアシグネチャーショーツを2年使用した場合で比較してみます。
- ベアシグネチャーショーツ:2年で7,480円
- 生理用品:2年で12,000円
- ベアシグネチャーショーツを履くと4,520円お得
株式会社アスマークが行ったアンケートによると、「月の生理用品の購入額は1,000円未満」が7割以上であることがわかっています。
月に500円だとすると、年間6,000円、2年間で12,000円使用している計算になりますね。
2年間ベアシグネチャーショーツを使用すると、生理用品を買う場合と比べて経済的なメリットがあると言えるようです。
3年使用した場合の総コスト
同じく、3年間を使用した場合のコストも見てみましょう。
- ベアシグネチャーショーツ:3年で7,480円
- 生理用品:3年で18,000円
- ベアシグネチャーショーツを履くと10,520円お得
2年間ベアシグネチャーショーツを使った場合でも、元が取れましたが、使用期間を3年に延ばすとさらにコスパが良くなります。
実際に、私がベアシグネチャーショーツを履いてみて、生地がしっかりしているので、3年間は持たせることはできると感じています。
ベアシグネチャーショーツの生地は厚みがあり、あまり伸びません。最初履くと伸びない生地のため「少しキツイかな?」と思えるのですが、少しすると肌に馴染んできます。
縫製もちゃんとしている感じがするので、ベアシグネチャーショーツ初期コスト7,480円は、2〜3年間履けることを考えると、コスパは良いと思います。
吸水ショーツと他の生理用品との比較
吸水ショーツを選ぶとコスパが良いことがわかりましたが、それでも吸水ショーツを選ぶか迷っている人もいるかもしれません。ここでは、吸水ショーツと生理用品を幅広い点で比較してみました。
カテゴリ | 吸水ショーツ | 使い捨てナプキン |
---|---|---|
寿命 | 2〜3年 | 使い捨て |
コストパフォーマンス | 初期投資は高いが長期的に経済的 | 初期コストはそこそこだが長期的には高コスト |
使用感 | 快適性が高く、適切に交換すれば漏れのリスクが低い | そこそこの快適性、体に合わないとかさばる |
お手入れ | 定期的な洗濯と適切な乾燥が必要 | メンテナンス不要、使い捨て |
使用シーン | 日常使いや夜間の保護、軽?中度の流量に良好 | すべての流量に対応、夜間の保護に広く使用 |
環境への影響 | 低い影響、再利用可能で廃棄物を削減 | プラスチック含有で一度の使用後に廃棄 |
吸水ショーツのメリット
吸水ショーツを2〜3年使用すると、生理用品よりコスト削減になります。
また、吸水ショーツを選ぶことで、生理用品を管理する手間や時間が少なくなり、自分や家族のために使える時間が増えますよ。
さらに、吸水ショーツは、使い捨てを減らし、環境に貢献できるメリットもあります。
生理ナプキンにある化学物質の影響も受けないので、吸水ショーツは肌への負担が少ないメリットもありますよ。
生理用品のメリット
一方で、生理ナプキンは、使い捨てのためメンテナンスが要らないメリットがあります。
吸水ショーツは手洗いが必要なので、少し面倒ですよね。慣れると面倒に感じないのですが、生理ナプキンを使い慣れていると少し億劫に感じるかもしれません。
また、生理ナプキンは、軽い日から多い日まで対応できます。経血の量に合わせた生理ナプキンが選べるメリットもあります。
吸水ショーツに関するよくある質問
吸水ショーツを使おうか迷っている人が参考になる項目を紹介します。
Q1: 吸水ショーツを使う際、臭いを防ぐ方法はありますか?
A1: 吸水ショーツの臭いを防ぐには、使用後すぐに冷水で良くすすぐことが重要です。また、消臭効果がある洗剤を使用するか、天然素材の消臭スプレーを活用するのも効果的です。定期的なお手入れと適切な保管方法が臭いを防ぎます。
Q2: 吸水ショーツを使用するとかゆみが生じることはありますか?
A2: 吸水ショーツによるかゆみは、素材に対するアレルギー反応や洗剤による刺激が原因であることが多いです。肌に優しい素材で作られたショーツを選び、肌に刺激の少ない洗剤を使用し、十分にすすぐことが対策として有効です。
Q3: 吸水ショーツを使用中に漏れることはありますか?どう対処すればよいですか?
A3: 吸水ショーツが漏れる主な原因は、吸水限界を超えてしまうことです。吸水量に応じて適切なタイプを選び、特に多い日は定期的に交換するか、他の生理用品と併用することをお勧めします。
Q4: 吸水ショーツの寿命を延ばすためにはどんな洗い方が適切ですか?
A4: 吸水ショーツの寿命を延ばすためには、洗濯機のデリケート洗いコースを利用し、中性洗剤を使用して冷水で洗うのが最適です。柔軟剤や漂白剤は避け、自然乾燥させることが望ましいです。
Q5: 吸水ショーツに柔軟剤を使用してしまったが、問題がありますか?
A5: 柔軟剤は吸水ショーツの吸水能力を低下させる可能性があるため、通常は使用を避けることが推奨されます。使用してしまった場合は、再度洗濯を行い、柔軟剤が残らないように十分すすぐことが重要です。
吸水ショーツは寿命が長いためおすすめ
今回の調査で、吸水ショーツの寿命は2〜3年くらいなので、生理用品と比べてコスパに優れていることがわかりました。
- 吸水ショーツを2年使うと4,520円お得
- 吸水ショーツを3年使うと10,520円お得
これは、1枚の価格が7,480円するベアシグネチャーショーツの状況です。
値段が安い1枚1,000円以下で買える、しまむらの吸水ショーツならさらにコスパは良くなりますよ。
「吸水ショーツは高いから買えない」
こう感じている人は、しまむらの吸水ショーツに変えるところから始めてみてはどうでしょうか。
しかし、しまむらの吸水ショーツは耐久性が落ちる可能性があるので、2〜3年吸水ショーツを使う可能性があるなら、生地が厚いベアシグネチャーショーツがおすすめですよ。
この記事を通して、吸水ショーツの寿命とコスパがわかり、自分にとって良い選択肢が得られると良いですね。